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2024/05/21 16:26 |
『五右衛門ロック』感想
『五右衛門ロック』、忘れないうちに感想書きます☆★

出演:古田新太、松雪泰子、森山未来、江口洋介、濱田マリ、川平慈英、粟根まこと、橋本じゅん、高田聖子、中谷さとみ、北大路欣也など

ネタバレ感想。
以下たたみます★
超豪華な出演者のみなさん。
もうこれだけでもおなかいっぱいvv

特に北大路さん(クガイ大王)の存在感はすごかった!!
いるだけでものすごいオーラが!!
篤姫のスタッフさんからお花が届いてました。
低くてよく通る声、どっしりとした立ち居振る舞いに殺陣、もうどれをとっても大王の風格!
松雪さんとのデュエットもアダルトな恋愛の雰囲気が出ててドキドキしちゃいました。

古田さん(石川五右衛門)かっこよかった~!!
豊臣秀吉の髷を盗むことに成功し、釜茹にされそうになったがお竜の力添えで大脱出!
盗み尽して盗みのやる気を失いつつある。
やる気なかったりグダグダだったりするけど、やるときはやる!ヒーロー。
そこに現れた胡散臭~い南蛮人の商人たちとお竜にけしかけられ、海をの向こうの南国タタラに月生石を盗りにいく。
五右衛門は伊賀の忍という設定。
織田信長による伊賀攻めで仲間を虐殺された過去をもつ。
変わり身の術を使います!

江口さん(岩倉左門字)は背が高くてスタイルが良く、爽やかでしたv
彼の役どころは京都所司代。
天下の大ドロボー五右衛門を引っ捕らえようと奔走するお役人。
シンプルな羽織袴姿がかっこよかったな~vv
生真面目で一本気なキャラを崩しながら、ひたすら五右衛門を追う左門字が素敵v
侍なのにギターを持たされて歌うシーンがあるんですが、「拙者、幸せ~v」の台詞は良かった!!
ぴーすふる^^*

松雪さん(真砂のお竜)は細くて白くて美しくてお色気たっぷり!
でも悪い女★
そこがまたいい。
お色気作戦や「嘘ついて自分だけ助かろう」作戦など、あの手この手を使ってきます(笑)
でも、クガイ大王には敵わない。
器のでかいクガイに惹かれるお竜。

どこまでも大きい男です。お父さん!(by softbank)

大きい男と言えば、ちっちゃい男!
ボノー将軍(橋本じゅん)。
「あなたは、ちっちゃいの~。人間の器が…♪」
と恋妻シュザク夫人(濱田マリ)に歌われてる(笑)
だけど、「ちっちゃいアナタが好きなのよ、ワタシ♪」
ボノーは夫人にデレデレv
この仲良し夫妻はクガイを倒そうと目論んでる。
マリさんしゃべり方とかテレビのまんまで可愛かったvv

そこで持ち上げられたのがカルマ王子(森山未来)。
歌って踊れてタップまで上手い!!
(川平慈英とのタップ共演は見もの!)
実はクガイの息子です。
母親(クガイの妻)をクガイに殺されたことを恨んでる。
父を殺して王にになり、自由な国を作ろうとしてる。
ボノーはこのカルマ王子をかついでクガイを倒そうとしてるのです。
だけど、クガイが妻を殺害したのには訳があり・・・。

このお話は五右衛門(古田新太)を主軸におきつつ、この父子の物語でもあるんですね。
だからそれほど古田さんの出番が多くない。

クガイが妻を死なせた理由とは。
妻が前の王に通じてしまったからなのですねー。
タタラ島(クガイが現在王として君臨してる島)ではお宝「月生石」が採れる。
お竜と怪しい南蛮人(川平慈英と右近健一)にそそのかされた五右衛門もこれを狙って来たというわけなんですが。
その正体は塩だった!
けれど、単なる塩ではなく、依存性のある塩。
摂取すると心が失われ、自分の頭では何も考えられなくなってしまい、ただ穏やかに暮らすだけになる。
そうなってしまっていたのが先住民のホッタル族。
前の王は、このようにして力づくで国を治めていた。
そんな月生石を倭国(日本)から流れ着いたクガイの妻にも与え、その結果妻は前の王と通じてしまう。
貞操を失くしたことを恥じた妻はクガイに自分を殺してほしいと願い、クガイはそれを受け容れた……ということだったのです。

という事情を知ったカルマ王子は父の見方を変える。
と同時に、南蛮商人から銃や大砲を買い取ったボノー将軍はカルマ王子を利用していたにすぎないことを告げ、カルマ王子は彼らと決裂。

その間五右衛門は牢屋に入れられたり月生石を彫らされたり。
けれど、穴掘り場にて織田軍によって伊賀攻めの際に自分をかばって死んだと思っていた女性、インガ(高田聖子)と再会!!
当時織田軍を取り仕切っていた武将はクガイであり、五右衛門にとってクガイは仇!
しかし、インガはクガイによって生かされていた。
そんなクガイにインガは惚の字v忍ぶ恋です。
聖子さんの演技がかなり面白くて最高でした!
「惚」という字を間違えたりお竜とお色気合戦したり(笑)
「同性に好かれるほど落ちぶれたくはないね!」は女性としてカッコよかった!
この二人の歌の後ろで微妙に踊ってる古田さんも地味に面白かったです(笑)

最後はボノーたちに侵略される前に前々からの予定通り島を沈める。
ホッタル族も納得していて、左門字が助けに来ても島を出ようとしない。
そう。月生石がなければ生きていけない。

北大路さんはイスごと空へ上がっていく演出。
天に召されたのかなー。
まるで神か閻魔様のようだった…^^;

最後の方で五右衛門、左門字、お竜、カルマ王子の4人が続けざまに名乗りを上げるシーンがめっちゃカッコよくてスカッとしました!
まるで漫画のよう!!

五右衛門たちは世界中にうずまく欲望を盗みに船出。
その船にはカルマ王子とクガイの側近たち(粟根まことさんや冠徹弥さんなど)も乗っていて。
お竜も一緒に来るかと思いきや、クガイに用意してもらった脱出用マント(?)で空を飛ぶ。
タタラ島にはまだ月生石以外の宝石も眠っていたらしく、これからそれを盗りに行くらしい。
器量よし、要領よし!!
左門字は自前の船で追ってくる!
五右衛門をどこまでも追うつもり。追いかけることが生きがいのようです(笑)

ボノーとシュザクはちっちゃいタライで脱出☆
ちっちゃいアナタとちっちゃいワタシはちっちゃいタライ一つでじゅうぶん!
地味に姑息に小さい幸せ探すの♪
二人がタライに乗りながら客席上手へ退出。
なんかこの歌詞共感できるなー・・・

中谷さとみさんのバナナを食う子どもの役も面白かった!
もっと観たかった!

粟根さんの将軍役も橋本さんのボノー将軍と冗談言い合ったりして良かった☆
粟根さん出てくると、待ってました!って気分になるんですよね。

それから客席に降りてきたときに一番近くで観れたのは南蛮商人のお二人。
右近さん汗でお腹光ってたよ!(^^;)
目の前で止まってくれて、ある意味迫力ありました(笑)
ほんと胡散臭かったなー(笑)

そしてなんと言ってもロック!
冠さんのシャウトは凄いですね!!
揺るぎない腹筋と喉の頑強さを感じます。
生バンドの演奏も良かったな~。
衣装も派手だし、目で耳で体で楽しめました♪

殺陣もいっぱいで大満足v
かっこ良かった~!!

新感線、ハマります!!!

まとまりのない感想ですが、これにて☆
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2008/08/15 15:24 | Comments(0) | TrackBack() | 舞台

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